【日本一自由な学校】それって一体どんな学校?母校について書いてみる。

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森 日本一自由な学校のお話
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どもども。ryoです。

さて、今日は俺の母校についてでも書いてみようかな。

和歌山県の山奥にある俺の母校は「きのくに子どもの村学園」って名前でね。

全寮制で小学校から中学、高校とあるんだけど、今は日本中いろんな場所に少しづつ増えてる。

名前の長さはどこにも負けないんじゃないかな?笑

とにかく面白い教育方針でさ、そんな中身を少しづつ話してくから興味のある人は是非見てみてね^^

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日本一自由な学校ってどんな学校?

母校。

母なる学校。

俺にとってそれはまさに母校と呼ぶに相応しすぎる学校。

日本一自由な学校」なんて呼ばれてて、当時からテレビや雑誌で取り上げられたり、一風変わった教育方針が斬新で、革命的な学校だった。

俺はその学校に小3から中3まで行ってたんだ。

まずはこの学校の事をざっくり簡単に説明するね。

学校のルール(言わば校則)、修学旅行の行き先入学式や卒業式の進行の仕方

それから学校内で起こる全てのイベントや問題を子供達が自ら話し合い解決していく。

ミーティングという時間が授業の一環で、むしろ「一番大切にしている時間」なんだよね。

議長や書記とかも子供達が全部自分たちでやるんだ。

「ホール」という場所に100〜200人ぐらいの子どもたちが集まって、皆地べたに座りながら自ら挙手をして自分の意見を言う。

椅子に座って机に向かいながら話し合う、いわゆる「普通」のスタイルとは180度違うから、何も知らない人がいきなりその光景を見るとビックリするかもしれないね^^

でも、この「ミーティング」がきのくにを語る上で欠かせない。

大人的に言うと「会議
子ども的に言うと「はい、集合!!」的なフィーリング。
社会に出れば当たり前の事を、小学1年生から日々ごく当たり前にやっている。

それが、「きのくに」という学校。

それぞれの役割

きのくに

そんな学校だから、当然「自分の意見」という物を求められる場面も数多くある。

意見がぶつかったりする事もそりゃーもちろんあるじゃない?

多数決なんかしても一向に譲らないなんてこともさ。

そうなっても基本的には子供達主体で全部決める。

議題がスムーズに進まず本当にどうにもならなくなった時、そこで初めて先生=「大人」が力を添えてくれるんだよね。

ちなみにきのくにでは先生の事を先生とは呼ばない

大人と総称し、一人一人にあだ名があるんだ。

それがなんともいい感じの距離感でね。

先生って呼ぶと、子供からしたらなんか自分よりも凄く上の人な感じしない?

でもそれがあだ名になると物凄く親近感が湧く。

心を許せるんだ。

人間はみんな平等。大人も子供も同じ人間。ただ役割が違うだけ。

これはね、山梨の南アルプスにもあるきのくにへ遊びに行った時に学園長である「堀さん」が言ってた言葉なんだ。

なるほどなー。って心に深く刺さったのを覚えてる。

体験学習

きのくにでは何よりもまず、「体験する」ことが重要って考えなんだよね。

机の上で鉛筆持ってドリルに向かうのもいいけど、1+1はなんで2になるのかをビー玉を使ってやってみたり、高さ40センチで幅30センチの椅子を作るのに何本足が必要でその長さは何センチじゃなきゃいけないのか。

一度紙に書き出してみて、実際に木を使って自分でノコギリカナズチ持って作ってみるんだ。

設計図だけじゃなく、自分で作ってみる事によって理解する。

そうすれば楽しみながら自然と頭も体も覚えるよね?

そんな事を小学生の低学年からやってるんだ。

おかげで「楽しい事」に関してはピカイチの反応を鍛えられて、そのセンサーに反応した「面白い事」をいかに実現していくか。

自分の肌で感じる」という事がどれほど重要か。

俺の人生の平衡感覚を養ってくれたのは紛れもなく母校だ。

好きなことでメシを食う

この土台を作ってくれたのもやっぱりきのくになんだよね。

リアルタイム

実際にきのくにを卒業してから今までの間にね、何度か「子供をきのくにに行かせてみたい」なんて相談というか話も聞いたりしててさ。

で、今現在うちのお客様の甥っ子さんがきのくにに通ってるんだ。

そういう話を聞いてると俺も凄く嬉しくなるし、今もそういった形で変わらず母校があり続けてくれるのは本当に誇らしいよね。

一番最初にきのくにが出来てからもう25年は経ってるから卒業生もたくさんいて、進路や職業も本当に様々。

バイク屋で働きながらバイクで日本一周してたワイルドな奴とか、京都で野菜売りながら大活躍中のあの人、アーティストだったりグアテマラの大使館にいたナイスガイだとか。

先生になって、今はきのくにの大人として頑張ってる人もたくさんいる。

そういった人たちに刺激をもらいながら、俺も日々過ごしてる。

最後に

あんまり俺もさ、通ってたくせに言うのもなんだけど、きのくにのシステマチックな部分だったり、教育云々の難しい話ってのは得意じゃないから、本当に気になるなーって人は自分でここからットで調べてみたり、問い合わせてみるといいと思うよ^^

週1回とかで見学会とかもやってると思うからそれに参加するってのもありだね^^

いずれにしても俺がここで話すのは、あくまで俺が体験してきた事。

この記事が何かのきっかけになってくれると嬉しいな。

じゃあまぁ、今日のところはこのぐらいで。

下の動画で軽く「きのくに」について語ってるのでよければ見てみてね。

life is freedom…

コメント

  1. […] 「きのくに」という学校に通っていた時の話なんだけど、まだ見てない人はここからどうぞ。 […]

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