「お兄ちゃんは何になりたいの?」5歳の少年が放った言葉が心に刺さる。

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子供 その時々のボヤき
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美容師になって15年。

自分でお店をやり始めて5年。

やりたい事でメシが食えている今に感謝な日々。

でも、お店をやり始めて2年目ぐらいだったかな?

ある少年に言われたんだ。

今日はそんな話。

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不意打ち

いつものようにお客さんの髪を切りながら、その言葉はある少年から突然放たれた。

ママの髪を切っているその横で、DSをやりながら待っていた当時まだ5歳児の少年。

ママとの何気ない会話をしてる時にね。

突然その少年が会話に割って入ってきて。

 

「お兄ちゃんはさ、これから何になりたいの?」

 

「えっ。。ああー。。俺はヒーローになりたい。」

とか言って咄嗟に答えた自分がいたけど、内心焦った。。

すぐにパッと答えられない自分がいたから。

視点

その後もずーっと考えてた。

あの質問が来た時にすぐに答えられなかった俺。

その時、ふと思ったんだ。

 

「おい。お前今のままで満足してるんじゃねーの?」

 

彼がどういう視点で、どんな意味を込めて言ったかは知らない。

きっとあんまり深くは考えずに言ってるんだろうとは思うんだけど、俺にはその言葉が刺さった。

そして、今も。

心の奥に刺さってる。

現在進行形

その時、俺はどこか自分の置かれた状況に満足していた。

自分でも気づかない間にきっとそういうモードになってて、だからこそあの時のあの言葉が刺さったんだと思う。

目が覚めたというか、思い出したというか。

ほっぺたをビンタされたような感じだよね。

今はまだ「完成形」ではなく、「現在進行形」だろうと。

美容師になれたからってそれで終わりなの?

これからやりたい事はもうないの?

そう言われたような気がして、すぐにパッと答えられない自分に少しビックリしたのを覚えてる。

だからその時を境に、「現在進行形で進化」していく事を目標にしていこうと思ったんだよね。

感謝

今でも事あるごとに思い出すし、この話はいろんな人にもよく話す。

ホッと一息ついた時や、少し油断した時に心の中からあの言葉がフワッと湧き上がってきたりするんだけど、その都度ハッとするんだよね。

この質問に対していつでも答えられるようにしておこうって。

なんの迷いもなく、パッと答えられるようにしようって。

そしてあの日から。

俺の心にはいつもこの言葉が刺さってる。

「あなたは何になりたいの?」

声を大にして言ってやる。

「ベストセラー作家だ。」

 

life is freedom…

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