どうも、Ryoです。
無事に行って参りました「ジャーマニージャーニー」。
今回は初の海外ソロ旅ってことで、どうなるもんかと思いましたが。。
終わってみれば「もう、本当に最高。。」という感想で、心の中にはたくさんの思い出がパンパン。
帰国から2週間が経った今も、旅の余韻は未だ消えず。。
思えば帰国後からお店は完売に次ぐ完売でして、息つく間も無く今日まで突っ走ってきた感じ。
感謝で御座います。
そして、ようやくここらでジャーマニーを振り返る時間を作れそうなので、4泊6日のあの濃密な日々を綴っていこうと思います。
ミッション
ドイツと日本の時差はマイナス7時間。
こっちが夜の19時なら、向こうは昼の12時。
羽田から直行でフランクフルトまでの14時間を爆睡して過ごして、いい具合の時差調整を済ませ。
これから始まる壮大なジャーマニージャーニーにワクワクとドキドキを心に秘めながら降り立ったドイツの地。
毎度の旅にドイツ生まれのRIMOWAのスーツケースは相棒として大活躍。
そしてようやくコイツも自分の生まれ故郷に戻って来れた訳だ。笑
旅前に書かせて頂いたこちらのブログ。
この中でも書いているように、今回ジャーマニーに出国するにあたって自分の中で実現したかったミッションは主に3つ。
- EURO2024観戦(サッカー観戦)
- アウトバーンの走破
- フォルクスワーゲン本社見学
これらのミッションを完遂するというのが最低条件。
そしてそして結論から言うと「無事、全てのミッションをコンプリート!」した次第であります。(パチパチパチ)
URO2024
今回のソロ旅の大目玉である【EURO2024観戦】。
4年に一度のヨーロッパ最強を決める大会なだけあって、ドイツの盛り上がりはもう国中がお祭り状態。
ヨーロッパは陸続きなだけあって、ドイツのあらゆる街にあらゆる国籍の人たちがわんさかわんさか。
ドイツ人はもちろん、フランス、オランダ、アルバニア、クロアチア、ポーランド、スペイン、イタリア、トルコ・・・。
今までの人生で、こんなにも多国籍軍に囲まれることは初めて。笑
試合の方はと言いますと、そりゃーもう最高でした。
文字でも言葉でも表現できないような、心の底から興奮してアドレナリンが湧き上がる感覚。
体が勝手に震えて、気がつけば勝手に涙が出てきちゃうような。
あんな体験をしたのは俺の人生史上初。
「ヨーロッパのサッカーってこんなに凄いんだ。。」
素直にそう思った。
ヤマル&モラタとか。
レヴァンドフスキ&エムバペとか。。
もうサッカーファンなら胸熱な瞬間の連続。。
ずーっと行きたかったドルトムントの「シグナル・イデュナ・パルク(サッカースタジアム)」は、映像で見るよりも遥かに雰囲気も佇まいも最高で。
点が入った直後の下から突き上げてくる地震のような衝撃と、その後に襲ってくる恐怖を感じるまでのスタジアムの揺れ。
「えっ?マジでスタジアム壊れない?大丈夫?」って思うほどの揺れ。。笑
こればっかりは現地に行かないと体感できない体験で、余談だけどあの長谷部さんがドイツでの印象に残っている試合として挙げていたのがここドルトムントでの試合。
点が入った時の揺れはスタンドだけではなく、ピッチレベルでも感じるらしくて戦っていて凄く威圧感を感じると。
そう言っていた意味が本当によくわかるスタジアムだった。
ドイツを舞台にした最高のお祭りが丸1ヶ月続いたEURO2024も、スペインが優勝して幕を閉じた。
そして、優勝チームであるスペイン代表を見れたのは俺の中ではある意味誇り。
ビールが最高に美味かったな。
マジで極上のお味でした。
試合会場で飲み物を買えばもらえるEURO限定のこのカップ。
色々な種類があるんだけど、それも全種類コンプリート。
ちなみに今回のEURO2024はホスピタリティも完璧。
試合が行われる街には至る所にファンショップがあって、グッズ販売はもちろん分からないことがあれば教えてくれたり。
EURO2024のチケットを持ってれば「ファンパス」っていうのがもらえて、試合がある日は一日電車バスなどの公共交通機関が無料。
これは本当に助かった。
あとさ、地味にビックリしたのが夜21時キックオフでこの明るさっていうね。笑
時間の感覚がおかしくなるぐらい夏のヨーロッパは日が長い。
試合が終わって23時ぐらいになるとようやく真っ暗になるの。
アウトバーン
今回の旅に欠かせなかったのは相棒である「車」の存在。
サッカーのスタジアムに向かう時以外は全て車で移動する予定だったからレンタカーはマストアイテム。
フランクフルト空港に着いて、とりあえずスタバのコーヒーを片手にレンタカーを探す。
壮絶な円安を感じるのはコーヒーなんかじゃまだ序の口。
早朝の空港内をテクテク歩いてると、あったよレンタカー。
今回お世話になるヨーロッパカー。
早速予約の確認をして車を借りようとすると。。
担当のスキンヘッドのドイツ人が言うんだ。
ジャーマンスキンヘッド(受付のドイツ人のこと):「へい、金髪ジャパニーズ(多分俺のこと)。今回は最高の車を用意してやったぜ!アウディの最高クラスの車だ。いいだろ?」
金髪ジャパニーズ(多分俺):「おぉー!いいね!アウディ?最高だな、ジャーマンスキンヘッド!!ダンケ!!」
ジャーマンスキンヘッド:「よし決まりだ。金額は5日間で25万だけどカードでいいか?」
金髪ジャパニーズ:「why?マジ?おい!ジャーマンスキンヘッド!今何つった??25万??はっ??」
想定していた金額との違いに流石に焦った俺は、予約の画面を見せてジャーマンスキンヘッドに確認。
その画面には間違いなく「350ユーロ」って書いてある。
350ユーロはその時のレートで日本円で約6万円。
6万円で5日間車で回れるならいいかと、その予約にしたのにジャーマンスキンヘッドはおかしな事を言いやがる。
色々聞いてると、このジャーマンスキンヘッドはどうやら要らぬ気を利かせたのか勝手に車のグレードアップをしてやがった。
そういうことかと思いながらも「そんなにいい車はいらない!」「もう少し小さな車を頼む」などと交渉をしてようやく折り合いがついたのがVWのPOLO。
まぁ、それでも結局保険やらなんだでトータル500ユーロ。。
日本円で86000円だってよ。。
本当の円安の恐ろしさを俺はここで知りました。。笑
とはいえ、せっかく来たんだしもう2度と来れないかもしれないし。
全ては経験値。
「旅の思い出はプライスレス」なんつって切り替えて、POLOに乗ってみたら思いの外乗りやすい♪
そんなこんなでフランクフルト空港を飛び出して、早速走るはアウトバーン!!
制限速度無制限のアウトバーンは慣れれば本当に走りやすい。
130kmだと遅く感じるこの世界戦は日本の高速と比べればエグいけど、VWのPOLOが予想以上に走りやすくて快適快適。
150kmオーバーでの通常運行。
時に200km超えというスピードで目指すはレヴァークーゼン&ケルン&デュッセルドルフ。
さらにはドルトムント、ボーフム、ハノーファー、ヴォルフスブルクと走り回り。
最後はフランクフルトへという総走行距離2000kmという大移動。
1日の移動距離が713kmという日があったり。。笑
そりゃー、ガソリンも食います。
兎にも角にもこのアウトバーンがあったからこそ成立した今回のジャーマニージャーニー。
本当にいい経験になりました。
何事もなく完走できて本当によかった♪
アウトシュタット
最後に残すは「アウトシュタット」。
アウトシュタットとは、フォルクスワーゲンの本社兼ミュージアムの場所のこと。
ワーゲンバス乗りとしては一度来てみたかった聖地。
早速お出迎えはType2。
上がアウトシュタットの入場チケットで、下がアウトシュタットの全体MAP。
これが結構広くて回るのが大変だった。。
でもやっぱ歴史を感じる初代工場なんかは圧巻の佇まい。
当時、ヒトラーの命令で建設されたという工場。
我がワーゲンとほぼ同タイプのバスちゃん。
そしてこれが現代版ワーゲンバス♪
数々のワーゲン車が格納されているツインタワー。
圧巻で御座います。
可愛い缶缶みっけ!!
そしてそして。。
何を隠そうこのアウトシュタットが距離的には一番遠くて、実際直前まで行くのを迷ってたんだけど。。
「でも、せっかく来たし&2度と来れないかもしれないパワー」で行ってみたけど。
本当に行ってみてよかった。
それと何より今回は全日程で天気にも恵まれて、突き抜ける快晴の連続。
俺の晴れ男パワーも伊達じゃない。。笑
君はここで生まれたんだってのが知れてよかったよ。
写真集
さて、長々と書いてきましたが。。
ここからは旅の写真集ってことで色々載せていきます♪
途中スーパーなんかに寄りながら。
レヴァークーゼンのスタジアム。
ケルンの大聖堂を横目に。
デュッセルドルフのホテルに到着。
デュッセルドルフは日本人の滞在者数がヨーロッパの中で一番多いらしく、リトルTOKYOって街もあって日本語の標識も多数。
なぜだか自然と安心する。
安定のユニクロ。
スペイン戦へスタンバイ。
街に佇むディフェンダー。
そしてそしてマイフレンドとの再会。
ひばり&デニス!!
久々の再会嬉しかったな。
ありがと&ダンケ。
ワーゲン、ヴァナゴン登場!!
このポテト激ウマ!!
マジでびっくりするほどポテトが美味い。
さすがジャーマンポテト。
ジャーマンバーバー。
フランス戦へスタンバイ。
ドルトムント駅。
愛も変わらず激ウマビアー。
ドイツ名物プレッツェル(網目状のパン)。
試合後のフランス人たち。
オランダが負けて凹んでるオランダ人。。笑
ホテルのTVで見る現地のニュース。
「グッバイ、POLO」の瞬間。
フランクフルト駅。
フランクフルトの街。
フランクフルトビアー。
最後に
メシを食うことも忘れ、寝る時間も惜しみながら動き続けた今回のジャーマニージャーニー。
本当に最高でした。
もうそれしか出てこない。
そのぐらい自分の中では充実した日々で、楽しかった。
英語が話せるわけでもなければ、ドイツ語なんて全くわからない。
それでも、過去旅で身についたコミニュケーション術でどうにか乗り切った今回の旅。
でもさ、結局は人間だし。
こっちが心をオープンにすれば、向こうも自ずと心を開いてくれる。
ハートトゥーハートってのを改めて感じた旅。
ドイツ人は優しかった。
アルバニア人はうるさかった。
ポーランド人もやかましかった。
オランダ人はソフトで、フランス人はオシャレで、スペイン人は社交的。
あらゆる人種の人たちと触れ合って「旅はいいなー」って改めてそう思った。
「ドイツで生きてくにはどうすりゃいいかな?」
なんて事を考えながら街を歩いてみたり。
たくさんの気付きがあり、これでもかってぐらい学びがあり。
興奮して、涙して、歓喜して、感動して、混乱して。
この経験は何物にも変えられない経験値。
それら全てはプライスレス。
そして既に「次はどこに行こう?」って事を考えてる自分がいる。
やっぱ旅はいいな。
ドイツ、本当に楽しかった。
ありがと&ダンケ!!
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