スニーカーは男のロマンって記事を前にも書いたんだけど。
俺が小学生から中学生になる時ぐらいが、自分の中で第一次スニーカーブーム。
世間的にも上の世代の人たちは「エアマックス狩り」ってのに怯えながら、大事に足元を着飾るって時代。
そして、今も俺はスニーカーラブな訳だけど。
ちょうどそんな時、今年中3になる甥っ子がスニーカーにハマりだしたんだ。
今日はそんな話。
凝り性
今年中3になる甥っ子は、嫁の姉ちゃんの子供で3歳ぐらいの時から知ってるんだけど。
小さい頃は一緒に「キャンプ」に行ったりだとか、「ドラえもんミュージアム」に行ったりしていろいろと戯れてきた。
年々大きくなってきて、わりと早い段階から自分の方向性を定めていた彼。
まぁ、まだまだ人生これからだから、この先どうなるかはわかんないけど。
身内が車屋さんってのもあって、幼少期から車が大好き。
トミカの収集癖は誰にも負けないんじゃね?ってぐらいに一度ハマったら奥の奥までハマる。
ちょっと遊びに行こうってノリで、行き着いたのは愛知の「トヨタ博物館」ってサプライズをやった時には本当に嬉しそうだった笑顔は忘れられない。
興味のあるものに関しては色々な情報を引っ張り出して、頭の中の「好きなことゾーン」に次々と保存されていくその情報量には俺も時々びっくりする。
ある日突然
彼が中2のある日。
店にある俺のスニーカーをよ〜く見てたり、置いてあるすっからかんの「ナイキのスニーカー」が入ってた空き箱を眺めてる姿を見ては興味あんのかな?ぐらいに思ってたんだけど。
まぁ、俺もまさに中2ぐらいの時ってのはスニーカーやらオシャレってのにどハマりしてたし、ジーパンは「リーバイスの501じゃなきゃイヤだ」とか生意気言って、スニーカーは初めて買った「エアジョーダン12」を毎日履いてるみたいなさ。
だから気持ちは痛いぐらいにわかるし、なんとなくそのぐらいの時にオシャレってのに目覚めとけばさ、激しくダサくはなんないっしょみたいな安心感もありつつ。。笑
ある時から、近所のイオンでナイキのスニーカーを「初めて買ったんだー」なんて話も聞いて、俺もスニーカー仲間ができそうな予感でワクワク。笑
原宿
義理の姉ちゃんからも甥っ子の「スニーカー情報」は聞いてて。
やっぱ、日本の流行りの中心と言えばいつの時代も「原宿・渋谷」じゃない?
んでさ、「原宿とか行ったことある?」って聞くと「無い」って言うから「じゃあ行くべ!」って事で一緒に行く約束をしてさ。
「自分が最強にオシャレだと思う格好してこい!」とか言ってプレッシャーかけて。(イヤなおじさんだよね。。笑)
2、3日前から集合時間やらをメールでやり取りするんだけど、もうその文面から「ワクワク感」が溢れ出しちゃってる訳。
いざ当日一緒に原宿を歩くと、もうね、本当に目がキラキラでさ。
見る景色全部が初めてだし、「Supreme」なんかもお互いに好きだからさ、一緒にショップに行ったりして。
裏原やらを歩きながら、「アトモス」や「ワーム東京」なんかを生で見ながら、今までネットやYouTubeで見てたたくさんのレアなスニーカーが売ってる訳じゃない?
そりゃーテンションも上がるよね。
ナイキショップ
俺がよく行くラーメン屋で二人並んでつけ麺食ったりとかさ。
なんだか不思議な感じだよね。
兄弟でもなければ自分の子供でもないし。
3歳の頃から知ってる友達とメシ食ってるようなさ、俺にとっても新しい感覚。
そんな彼は、欲しい靴はもう決めてたみたいで。
初めて自分で買う靴は「ナイキショップで!」なんて言いながらナイキショップへ。
お目当の「エアマックス270」って靴もあって、自分で店員さんを呼んでサイズの確認をしたりだとかさ。
俺は一切口出しせずに、彼も全くヘルプを求めるわけでもなく、なんかすげー嬉しかったなー。
レジに並んで、自分の財布からお金を払って、大事そうにスニーカーを抱える彼はマジで嬉しそう。
成長
見てる俺もなんだか感動しちゃってさ。
何よりも凄いなーって思ったのはね、俺は自分が買い物する時って、そのお店のショップ店員さんやらと結構喋るんだよね。
特にコアな買い物をする時なんかは必ず話しかけたりする。
そうするとあの人たちはやっぱたくさんの情報を知ってるし、色々な知識を教えてくれるから。
その日も同じようなノリで店員さんと話したりしてたんだけど、ナチュラルに甥っ子も話に参加してるんだよね。
俺が会話から抜けてもまだ話してたりするしね。
俺が中2だったら一歩引いて見ちゃうかも?って場面でも、物怖じする事なく店員さんとしっかり話してる。
わからない事は聞いてるし、我が甥っ子ながらそこは本当にリスペクトだったな。
「あぁーこいつは大丈夫だわ」ってどこか安心してさ。
これが俺は一番嬉しかったかもしれない。
ロマン
まぁ、何はともあれ。
無事にお目当のスニーカーをGETした甥っ子は本当に嬉しそうで、どこか満足気。
初めての「原宿〜渋谷」を歩きに歩き回って、甥っ子が万歩計付けてたんだけど(こういうとこもちゃっかりしてんねん。笑)気付けば12キロ歩いてて。
前にも書いたけど、スニーカーってのは刺さる人には刺さってて。
お客さんともよく話したりするんだけど、スニーカー見ながら酒が飲めるぐらいの「ロマン」があるのよねー。
これは本当にわからない人からしてみれば「ただの靴」なんだけどさ。
まぁ、そういう事なのよ。
いや、どういうこっちゃ!ってツッコミが聞こえてくるけど、そういう事なのよ。。笑
まぁ、興味がある人はこの記事も是非見てみてね。
life is freedom…
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