興味を持ち、色々と調べ。
「やっぱり色々大変なんだ。。」
といって諦める人。
そこから。
「まぁ、大変そうだけど楽しそうだからやってみよ!」
と言って始める人。
さらに突き進んで。
「いやー、やっぱり面白い!!」
と感じる人もいれば。
「えっ。思ってたのと違う。。」
とフェードアウトしていく人。
どんな人でもどこかで必ず壁にぶつかる。
その壁をいかに乗り越えていくかが運命の分かれ道なのだと思う。
挫折しようが、ヘコもうが。
とにかく試行錯誤してチャレンジする。
結局のところ。
これの繰り返し。
いきなり頂上に行ける魔法なんかないし。
急にヒュッと行けたとしても、そこに長くはいられない。
土台が無いからだ。
土台がない場所に立っていたってすぐに倒れてしまう。
当然の話である。
何が言いたいか。
鯔のつまり「継続力」。
全てはこれである。
どんな状況でも。
腐らずやり続ける。
目の前が真っ暗でも、先が明るくなるまで走り続ける。
明かりが見えて、フッと後ろを振り返れば。
それなりの道ができている。
それがあなたが積み上げてきた経験だ。
世の中に無駄な経験などない。
どこかで聞いた言葉だが。
本当にその通りだと思う。
きっと。
今、この経験が。
どこかで役に立つ。
まぁ、ここまで言っておきながら。
生かすも殺すもあなた次第。
ってのは事実としてあるけど。。
思えば。
中学生の時にキムタクのドラマを見て、美容師になろうと決めた時。
俺は全くゴールは見えていなかった。
実際にアシスタントとして働き始めた時も、数年後の未来は霞んでいた。
はっきりとした目標なんて無かった。
技術を覚える事で精一杯。
毎日が練習で、帰りは連日日付を超える。
そんな状況で先のことなんて考えてる余裕がない。
いや、むしろ逆で。
「俺は、このまま美容師を続けていていいのだろうか。。」
給料も安いし、時間もないし。
「このままでいいのか。。」
こんな自問自答を繰り返す。
かと言って辞めれば家の家賃が払えない。
先輩たちは皆、厳しくも優しい。
ある意味、自分を追い込んで辞めれない状況を作ったのが功を奏したのかもしれない。
でも、先は見えてなかった。
それはスタイリストになってからも同じ。
お店をまとめる立場になっても。
数年後の明確なビジョンなんて無かった。
負けず嫌いってだけで頑張れていた部分は多分にある。
サロンを変えて、勤務体系が全く違う環境でチャレンジをした。
全てが0からだった。
安定していた給料も半分以下になり、嫁も子供もいて。
家計は火の車だ。
それでも俺は辞めなかった。
美容師を続けた。
結果を出すまで。
稼げるようになるまで。
何とか食らいついた。
必死にできる事を全てやっていた。
辞めれば楽だったかもしれない。
辞めて転職すれば。
その時よりは稼げる仕事はいくらでもあった。
でも、俺はそうしなかった。
負け癖をつけたくなかったから。
いつしか自分の店を持ち。
早6年が経とうとしている。
心の片隅には常に「危機感」という物が存在し。
俺の成長欲求を突き動かしてくる。
いつの時も。
「自分史上最高。そして最強。」
と言えるように。
日々進化だろうと。
今は思う。
美容師を辞めなくてよかった。
今現在も。
あらゆる場所で種まきをしている。
それがどこでどう芽を出すか。
これはやってみなければわからない。
しんどいこともあれば、思い悩むこともある。
いや、むしろそっちの方が多い。
歓喜に沸くことなんてほぼ皆無。
でも、人生レベルのトータルで考えるとどうか。
「意外と楽しんでるやん!」
と思えるからやれている。
最後死ぬ時に。
「まぁ、あの時は大変だったけど面白かったなー」
って思えれば。
全てはオールOK。
途中で投げ出さずに。
やり続けること。
全てはそこから始まる。
美容師初期の辛かった頃。
金がなかった頃。
俺はその時期からたくさんの事を学んだ。
やり続ける事が、全ての根源。
そして今も。
まだまだやり続けている途中だ。
もっともっと。
「面白い事をやろう。」
人生は終わりのない作品だ。
life is freedom…
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