さぁ、今日はちょい古い記憶を引っ張り出して書いてみるね。
あれは多分4年前ぐらいだったと思うけど。
これも俺の思いつきから始まった企画で。
ある日、近くのイオンをフラフラしてる時だったね。
おもちゃ屋さんの前でミニ四駆レースをやってたんだ。
今日はそんな話。
少年時代
一世を風靡した伝説のあのミニ四駆。
俺ら世代からもちろん上の人も、下の子たちも。
きっと男は結構な率で通ってきたんじゃないかな?
俺の中で「ミニ四駆」は小学生だった時がピークで。
あの頃は「コロコロコミック持ってない奴まじダセー!」みたいな雰囲気があって、そこに連載してた「レッツ&ゴー」って漫画が流行っててさ。
少し上の世代の人たちだと「ダッシュ四駆郎」だよね?きっと。
もう、めちゃめちゃ流行ってたのよ。
改造
今はいろんな種類の装備品が出てるんだろうけど、当時はモーターとかなら「ハイパーダッシュ」とか「レブチューン」とか「トルクチューン」だとかね。
ボールベアリングやらスポンジタイヤだとかってのをコースの内容に合わせてセッティングをしていく。
もう、それこそみんなが自分専用の工具箱を持っててさ。
それを買ってもらえない奴とかはミニ四駆の箱にパンパンに詰め込んで。
「スピード」にこだわる奴がいれば、「コーナーリング」に命かけてる奴もいて。
「見た目が全てだ」とか言って超綺麗に塗装したり、装飾品を着けて走らせたら重すぎて超遅いみたいな奴もいたね。笑
俺はどちらかと言えば、コーナーリングを華麗に曲がることに美学を感じてて。
思いつき
で、まぁその日はなんとなくイオンでフラフラしててさ、俺の目の前で目をキラキラさせて「ミニ四駆」に燃える子供たちを見て俺もスイッチ入っちゃって。
次の日にお客さんと「ミニ四駆トーク」で盛り上がったんだよね。
そしたらいつもの如く「やっちゃう?」みたいなノリになってきて。
早速、いろんな人に声をかけて。
そしたらみんなノリが良くて「いいっすねー」なんつって集まってくれて。
日程も決めて、場所はもちろん「freedom」。
ヤフオクで安い中古の「ミニ四駆コース」をGETして準備は万端。
その日までに最強の自分のマシンを作ってレース開催決定。
ルール
でもさ、俺らもうあの小学生時代とは違うし、みんなそれなりに自分で働いてあの頃よりはお金も稼いでるわけじゃない?
だから、金をかけようと思えばかけられる訳で、あんなの言ってしまえば金かけたら金かけた分だけ早くなるのよ。
俺が子供の頃も、金持ちの奴はかなりの確率で早かったもんね。
たまに金持ちでも、特性や相性をわかってなくて超遅い奴とかもいたけど。。
だから、俺らはルールを決めた。
「マシン以外で3000円以内」ってルールで全員統一して。
その中でいかに早く走れるかを競う。
そしたら面白いもんで、蓋を開けてみると全員が全員セッティングだったりが全然違うのね。
それこそ、スピードタイプやトルクタイプ、コーナーリングタイプだとか綺麗に別れてて面白かった。
俺はと言えば、出来るだけ軽量化するために「シャーシ」に穴を開けたり、モーターは「トルクチューン」がマスト、スライドダンパーを設置からのベアリングは「アルミベアリングローラー」を着けて・・・みたいな。
意外とこの3000円ルールが難しく、でも面白くてミソだったな。
レース
みんながそれぞれの自信作を持ち寄り、みんなのマシンを見せ合う。
コースはオーソドックスにこんな感じ。
実際に走らせてみると、想定外な事が起こるのが「ミニ四駆」。
こればっかりはコースを走らせてみないとわからなくて。
レース前にチューニング。。笑
そして、いざレース。
色々装備しすぎてスピードが遅くなって、追いつかれちゃったり。。笑
それぞれが思うように予算内で改造して、自分のマシンを走らせながら競い合う。
まさに、みんなあの当時の少年時代の目の輝きが戻ってきて、イオンにいた子供達にも負けないキラキラ感を醸し出してて。
幕切れ
みんなでレースを繰り返し、順位を決めるってよりは「ミニ四駆走らせながら飲む」みたいな感じになってたけど。。笑
でも、これはマジで楽しかったね。
いい大人が真剣に自分史上最高のマシンを作るために考えてさ。笑
やっぱ童心に帰って何かに夢中になるってのはいいよね。
終いにはお客さんの中で、「ミニ四駆のプロ」みたいな人も現れて。。
その人は全国にレースしに行っちゃうみたいな凄い人だったんだけど。。笑
「やるならマジでやるべ!」とか言って、そのお方から御教授を受けたりとかしちゃってさ。
まぁ、そんなこんなで盛り上がった「ミニ四駆レース」。
ふと思い出したから書いてみたけど、今思い返しても面白かったな。
またやろっかなー。笑
life is freedom…
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