何かの物事を前に進めるとき。
それぞれの役割分担が大切になる場面がある。
チームの中での自分の役割、立ち位置、身の振り方など。
それぞれが自分の役割を理解しているチームほど、プロジェクトを前に進める力は強くなると思う。
今日はそんな話。
それぞれの役割
一般的な会社や組織で言うなら「社長、専務、常務、部長、次長、課長」と言うようにそれぞれに役割がある。
俺の場合、チームで何かの物事を動かす時は自分が言い出しっぺのパターンがほとんど。
だから最初に俺が言い始めて、仲の良い数人に声をかけて物事を進める。
小さい頃から何かのプロジェクトを進める上で、自然と真ん中の位置で全体を動かす場所にいる事が多かった。
サッカーで言うならキャプテン、ミーティングで言うなら議長、本作りで言うなら編集長、イベントで言うなら主催、バンドで言うならギター・ボーカル、立ち位置で言うならルフィ。
と言ったように、それぞれの場面で人前に立つことも多かった。
言うなれば、「自分で旗を刺したい」タイプ。
現にフリーダムって旗を掲げてるしね。
タイプ
そして、面白いことに人間には様々なタイプが存在する。
育った環境や経験、性格などからそれぞれが得意とする場面ってのは本当に人それぞれ。
俺みたいに言い出しっぺで「自分で切り開いていく系」のやつもいれば「船長を支えます」って感じの二番手系。
数字や分析に強い人から、人心掌握に優れる人。
普段はどうしようもないけど、何か一つの仕事をやらせてみたら超スペシャリストみたいな奴もいるし。
チームの中ではリーダー的な存在でも、いざ一人で独立してみたらそれほどパワーが出せないみたいな人もいる。
いろんな人を見てると、これらは本当に不思議で面白いんだけど、このバランスがいいチームってのは優れたパフォーマンスを発揮するよね。
でも、いきなり最初からそんなチームが存在する訳ではなくて、やっぱり時間をかけて皆が一つになっていく。
その時に大事になるのが皆をまとめる「ルフィ」の役割。
俺はどちらかと言えばいつも「ルフィ」の立ち位置。
平等
別に社長だからって人間的に上かと言われればそうでもないと思うし、経理担当だからって立ち位置が下かと言われればそうでもない。
そこに年齢も性別も無いし、ただそれぞれの役割が違うだけなんだ。
社長は言い出しっぺが得意分野だけど、お金の管理はイマイチ。。
経理はお金の管理が得意だけど、言い出しっぺはできない。。
それぞれが自分の得意分野で自分の得意技を繰り出せばいい。
一人で全部の事がスペシャルにこなせるならチームを組む必要なんてないのかもしれないし、それじゃ難しいから自分の弱い部分を得意な人に任せる。
個とチームのバランスってのが凄く大事で、それを作れるかどうかがプロジェクトを前に進める中で大切になると思う。
俺が幼少期に行っていた学校の学園長である堀さんが言ってたんだけど、「大人も子供も皆平等。ただ役割が違うだけ」って言葉があるんだけど、俺はそれを聞いた時に「まさしくそうだな。」って思った。
それはすべての組織に共通すると思ってて、「ルフィもサンジも皆平等。ただ役割が違うだけ」って事だと思うんだよね。
学校、社会、会社、チーム、それぞれにこの考えってのは共通すると思ってる。
自己分析
ただ、大事なのは自分がどの立ち位置で、どの分野で強さを発揮するのかを自分で理解してることが大事だよね。
それを気づかせてあげるのもある意味ルフィの役割なのかもしれないし、自分自身を客観的に見る目ってのも自分を知る上で大切な要素だと思う。
「俺は前に出るのは得意だけど、細かい部分の分析とかはわからない。だからそこらへん頼むよ。」
「わかった、分析は任せて。その代わりどんどん面白いこと考えてよ。」
みたいな、それぞれの役割と人間性をリスペクトすることが何よりも大事だよね。
チームの中で、その役割をはっきりさせる事がいいものを作る上では大事だと思うな。
自分の立ち位置を知ろう。
自分の得意な分野を知ろう。
自分の苦手な分野を知ろう。
自分の好きな事をしよう。
life is freedom…
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